手が出る兄弟喧嘩には柔術が効く
高亀洋介
兄弟喧嘩で、つい手が出てしまう。これは珍しいことではありません。
ただ、物を使って叩く、顔を殴る、相手が嫌がっているのに止めない。そういう喧嘩は、早いうちに「ここまではダメ」という線引きを覚えておいた方がいいと思います。
柔術は打撃のない格闘技です。
相手と組み合いながら、技をかけ、相手がタップしたらすぐに止めます。
この「相手が嫌だと言ったら止める」「ここまでやったら危ない」という感覚を、頭だけでなく体で覚えていきます。
もちろん、柔術を始めれば兄弟喧嘩がゼロになるわけではありません。
でも、力加減を知ること、やられる側の気持ちを知ること、ルールの中で力を使うことを学ぶのは、子どもにとってとても大事な経験です。
分別のある大人になるためにも、子供の時に武道を学ぶというのは、大人になったときに効いてきます。
